スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夏の怪談 「踏み入れてはならぬ場所」

その中へ入るための、たった一歩。

その一歩が踏み出せない、怖い場所が世の中にはたくさんある。

TS380884001.jpg



かつて、台風で氾濫した多摩川河川敷にも、
熱中症で泡をふくマラソンランナー10数人が、床を埋め尽くしている救護所のド真ん中にも
タイ・カンボジア国境の、ポルポト残党がパキューンしてくる警戒地域にだって
漫画の取材ならば足を踏み入れたウヒョでございますが…

そんなウヒョがかつて、怖くて怖くて
近づきもできなかった場所がある。

それは…

渋谷の109だ。


まず、田舎者にとって、渋谷ほど怖いところはない。
その渋谷の象徴たる、109ですよ。
漫画家が渋谷の背景で、まず1コマ目に描く、あの109ですよ。

あの石をひっくり返したら、そこにはワラワラとダンゴムシのごとく
モデルさんのようなデラベッピンや、ギャル曽根、浜田ブリトニーなどがいるのである。
よく知らないが、いるに決まってる。
たぶんいるかと思う。いるんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておけ。

とにかく田舎者のウヒョには場違いに感じて、渋谷の駅を降りるのでさえ怖いのである。
109なんてまぶしすぎて、とてもじゃないが、ウヒョごときでは50メートルも近づけない。

これを医学用語で
「北の国から'89の純くんシンドローム」
というらしいのだが
一言でいえば、ヒキコモリ漫画家の卑屈精神が生み出した
ちょっとしたナイトメアでございます。


そのバラモス城109にも、なんとか2年前
東京生まれの嫁の援護射撃により
入口から5メートルだけ侵入することに成功。

もちろんすぐにダッシュで撤収したが、
足跡を残した今、あの「渋谷109」もウヒョにとっては
「クレ556」や「六一〇ハップ」と変わらない。

もうウヒョにとって、怖い場所なんてないのである!



いや!

ある!

まだ一つだけ、のぞいてみたいが、怖くて近づけない場所がある!



『メイド喫茶』だ!


これは怖い。
どうやら家政婦さんが、雇用契約も結んでいないのに
いきなり「ご主人様」と呼んでくるらしいのだ。
しかもオムライスに血文字で「革命」とか書いてくるらしい。

いろんな妄想をふくらまし、恐怖でガタガタ震えていたところ
久しぶりにヘルプできてくれたアシさんが
「こちらスネーク、侵入成功!」と、一枚のカードをウヒョに見せてきた。

080724_1542~01


「な、なにそれ?」
「メイド喫茶の会員証です。」
「!!」
「田舎の友人が東京見学に来たので、僕も初めてだったんですけど…ええ。」
「すげえ! 冒険野郎マクガイバーみたいだ! こ…怖くなかったの?」」
「いやあ…怖いですよ。 その証拠に、会員証の裏を見てください。」

会員証を恐る恐るひっくり返すウヒョ。
そこには…

「うッ… うわぁあああああああああああああああーッ!!!!」


080724_1540~01


「帰りにメイドさんが絵を描いてくれたんですけど… なんスかね、その生き物?」




あるんですよねえ…こういう話。
ほら、あなたの後ろにもいるかもしれませんよ。
スポンサーサイト

独占禁止法違反

冷凍庫にクーリッシュが あったらあったら
ムスメとお父ちゃんで はんぶんこ♪

080720_2040~01

冷凍庫に嫁が隠していたアイス発見。
嫁が入浴中にこっそり全部吸い出そうと、ズゴゴゴやっていたらムスメに見つかる。
ウヒョの足下には、ニヤァ~~~~~とした汚職刑事の笑顔。

「はんぶんこだからなッ!! ズゴゴゴは3秒交替だからなッ!!」
1才半のムスメと協定を交わし
しっかりズゴゴゴ3秒後にムスメにブツを手渡す。


どっこい。

その後まったく分けてもらえません。

クーリッシュが吸えてるのか吸えてないのか、ズゴゴゴタイムが延々と続き
試合終了を告げる審判の笛はまったく鳴り響かない。
ロスタイムか?
ロスタイムがあるのか?

ダディにもプリーズと手を差し出したら、押し戻されたあげく、指でつねられ…。
アーンと口を開いて顔を近づけたら、なぜか鼻をガップシ噛まれ…。

縄文時代から続く「おすそわけの精神」がまったく感じられず、父親への情はどこへやら。


ムスメが思春期をむかえたら、色々と覚悟しなければなりません。

6畳間フォークソング

ガウッ?

ギャウ?

ンギャウ…?


ナディアに出てきた 灰色ライオン
声をなぞって真似てみる
いくらマネても マネつくせない
微妙な「ガウ?」がそこにある  (アリス『秋止符』 1979年)


…と、いうわけで。

ウヒョは「ふしぎの海のナディア」に登場した
灰色の子ライオンの声マネの練習で
すこぶる忙しいのです。

いや、別に、誰に披露するわけでもなく
いつもの自己満足ですけど。

仕事部屋で一人、ガウ? ガウ? 言いながら、原稿をコリコリ描いてる32歳。
ちなみにナディアは、いつものごとく第2話までしか観ておらず…。
ただ、灰色のアイツが妙に気に入っただけであり。


ガウッ?

ギャウン?

なんか違う。

ガッ…アウン?


これから淋しい秋です
ときおり原稿を書きます
涙で枠線がにじんでいたなら
赤いアイツも思い出してください  (因幡晃『わかって下さい』 1976年)

080716_1818~01

赤いアイツ↑

つゆ姫のごとく荒ぶられ

080713_1910~04


まず画面を検証していただきたい。

ジェリーマウスを上空から襲う、黒い物体。
鹿のフンでも、正露丸でもない。
その正体は…

ムスメがテレビに貼付けた、シールである。

080713_1909~01


さらにクレヨンで殴り書き。
遠慮はしない、情熱のおもむくまま、それがアート。
あああああ…。
かんべんしてくれ。

080713_1916~01


マジで、かんべんしてください。
犬にでも何でもなりますから。
ペンネームをペスに変えても、いや、ウヒョ助に戻してもいいですから。


このまま室内にいると、ニューヨーク・ブルックリンの地下鉄にて
スプレーで電車に落書きしてる黒人少年を、注意できない老紳士の気分になってくる。

仕方ないのでムスメの手をひっぱり
もといひっぱられ、家族で散歩。

080713_1844~01


あ、暑い…!


かぼちゃワイン

080712_0517~01


今頃デスノートにハマってる奴は、どこのどいつだぁ~い?

あたしだよっ!


うん。
キツイ。
今さらって感じが、書いてみてダブルでキツイ。
玉置浩二ばりにキツイ。

日本国民の96%は読んでいるという、デスノート。
どこのホテルにも必ず、新約聖書と一緒においてあるという、デスノート。
うちの嫁まで読んでいるデスノート。

そろそろいい加減読んでおかないと、中央線か何かに乗り遅れるというので
頑張って読んだのが1年前。

「FBIのお兄さんが電車でポックリした所まで読んだんですが、そろそろ終わります?」
と、アシさんにたずねたら、まだまだ始まったばかりで、先は長いとのこと。
こりゃあわてて読むのはもったいないと、
時間ある時にジックリ読むつもりでいたまま、はや1年ですわ。

いやあ

なぜか水道橋で読んだんだが、面白かった。
よく少年誌で描けたなあ。


ところで

ワンピースは、手をニョキニョキはやす女の人が仲間になって
トナカイをこちょこちょするところまで読んだんだが
あとどれくらい読んだら世間に追いつけるのだろう?

うちに送られてくる、自分の描いたことある雑誌しか読んでないので
(それでも7誌くらいはあるが、青年誌ばっかり)
少年誌もしっかり読まないとアカンなと思った今日このごろ。

次はがんばって、悟空道読む。
サボテン倒して水飲むとこまでしか読んでない。


誰かまとめて、少年誌の漫画貸して。
ていうか、時間くれ。

794年 鳴くよティナ・ターナー平安京

080708_1702~01


【問題】

「棚からぼたもち」
略して「たなぼた」といえば
「棚にしまった株券が、ぼたもちになる前に、早めの電子化を」
という意味のことわざですが…

「ティナ・ターナーからバタリアン」
といえば、なに?

そう。
略して「たなばた」

七夕である。


先日、サザエさんを観てたら
「単身赴任って、織姫と彦星みたいでステキ♪」
などとワカメがのたまい、
そんなワカメをタマが頭からムシャムシャ食べるという、すばらしき脚本。
サウスパークか。

そんなこんなで、担当さんに自己申告した原稿の〆切りが
7月7日の七夕であると気づき、
しかも宅急便リミット時刻までに間に合わず…

ああ…
夏やな…
セミが鳴いとるわ。

アイツが生きとったら、バナナもカリントウも
ぎょうさん食わしたるねんけどな…

あんちゃんな、あんちゃんな
原稿遅れたあげく、打ち合わせに10分遅刻してもうた。
プロ失格や。

でもホリプロタレントキャラバンには合格したる。
合格したるでえ。
郁恵にパッチギくらわしたるねん。
優香にはネリチャギくらわしたる。
そして堀越のりには、クイック・クエンチ喰らわしたるんや!

甘いのう、うまいのう。
米軍がくれたチューイングガムは。
わしゃほっぺたが落ちそうじゃ。
わしもじゃ、わしもじゃ。

こらゲン、わしらにもよこせい。
グググググ…!
こらゲン、よくも馬糞喰らわせてくれたのう、許さんぞ。
アホウ、そらぼたもちじゃクソ森。
ほんまじゃ。ほんまじゃ。

オース、メース、サース!
かーねが鳴ーります、キーンコーンカーン!

麦になれ。
踏まれても、踏まれても、たくましく生えてくる
ティナ・ターナーのような、麦になれ。


というわけで、単行本のカラーがんばります。

天使の休息

080704_1904~01


とりあえず飲んで、天使の休息。

いやいや下戸ですからボク。飲めまへん。
しかも原稿終わっておりません。

着物の柄やら、小さな人の群れやら、
鯨紋の入れ墨から血しぶき一滴一滴まで
全部自分で描いとるから終わらんのじゃ。

こんなんだから、週刊でもアシ2人、月刊では1人で間に合ってしまう。
しんどいけど。
でも病気だから仕方ないのだ。
仮面のヒビとか、壁のシミとか、コリコリ描くのが好きなのだ。

誰か!
ウヒョを!
殴ってくれ!
ブログ書いてる場合じゃないっての!
単行本の準備もあるんだぞッ!!


〆切りが押し迫ってるというのに、ついつい現実逃避して
肉なんぞを焼いてしまう。

080702_1916~01


塩コショウをスペアリブにすりこんで、ナイフでプスプスと穴を空け
ローズマリーをグイグイと埋め込んで…

だからっ!
誰かウヒョを!
殴ってくれ!
沖田総司は!
Bカップ!


そういえば、家に送られてきてあったビッグコミックを
便所でウンコなどをたしなみつつチラリと読んでたんですけど。

次号予告を見てビックリ。
ウンコが田舎に出戻りするくらいの衝撃エモーション。

080704_2308~01


86歳の新連載…!

86歳って働いていい歳だったっけ?
トランジスタでラジオ深夜便聴きながら一杯やって
知らずに寝たり死んだりしつつ、孫に年金パクられたりする年齢じゃないのか?

さすが水木しげる御大。
「水木先生の死生観は?」とインタビュアーにきかれて
「パキスタン?」と返す方だけあって、もはや我ら凡人の常識じゃ器は計れない。

ウヒョなんてまだまだだ。

点画じゃ。
背景まで、点画で描くくらいじゃないと、あの妖怪ビッグベアードには追いつけない。

ウヒョはまだ32歳。
この先あと54年も、漫画を描いちゃっていいわけだ。
わーい。

死ぬがな。

…というわけで。

本日5日は、月刊少年チャンピオン8月号の発売日でございます。
ウヒョがコリコリ描いた「らいでん」第4話が掲載されております。
よろしくお願いいたします!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。