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川越逃避行 その1

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ここ、どこ?



とにかくね
今月は執筆量が多くて
ずっと机の前から動けず、自宅カンヅメ状態だったので
「どこでもない場所」に行きたかったのです。


たまにやるんですよ
気持ちをリセットするために、こんなプチ逃避行。


けっして「観光」が目的じゃなく
電車に飛び乗って、よく知らない街に降り立ち
とことん何もせずボーーーーーッとする。

これがすごく気持ちいい。

家にいたら、ついついネームなんかやってしまう。
仕事のできない場所にみずから追い込み
何もかも忘れて、タマキンをパンツのすそからポロリとはみ出しながら
ホテルのベッドで、ひたすらゴロゴロ転がる。

こんな時間がたまには必要なのですよ
ワーカーホリックの末期患者には。



ここでプチ逃避行の目的地選びに大事なこと。


(1) 「有名な観光地」には行かない。

うっかり日光や鎌倉なんかに行ってしまうと
「あああああ、観光しなきゃもったいない!」
なんて、ガイドブック片手に走り回ってしまう。
これではボーーーーーッとできない。


(2)「遠い街」には行かない

電車で何時間も揺られると、それだけで疲れちゃう。
しかも莫大な交通費を取り戻すため、貧乏育ちの貧乏性だから
これまた無理矢理、観光で取り戻そうとしてしまう。
これではアカン。


(3)「田舎」には行かない

これは後でも述べるが
田舎だとたいがい、宿泊施設が「ホテル」じゃなく「宿」になってしまう。
下手すると、高確率で温泉なんかがついてきてしまう。
これではアカンのじゃ。
なぜなら、そんな宿、泊るだけでワクワクしてしまうではないかッ!!
ウヒョはワクワクしたいんじゃない、ボーーーーーッとしたいのじゃ!




そう、これは旅行じゃなく
あくまでたった1日の、プチ逃避行なのだ。




と、いうわけで
今回選んだ「遠くへ行きたい・漫画家プチ逃避行の旅」の終着点は


『埼玉県川越市』


かわごえ。

KA・WA・GO・E

「川越名物・いもせんべえ」というフレーズしか浮かんでこない。



とにかく近い。
電車で1時間もかからない。
そんなすぐ家に帰って来られる距離の、なにがあるかよく知らない街に
なぜか1泊してくるんだから、もうそれだけで苦笑いしてしまいます。

でもまあ、前回の逃避行なんて
「千葉」だからね。


うちのお母ちゃんとムスメも、このプチ逃避行に同行することに。
おおう、この辛気臭さは、まるで一家心中旅行のようじゃ。

うちのお母ちゃんは、若い頃からあちこち世界中を旅行しているので
川越なんて面白くなかろうと思ったら、これまた意外とはしゃいでいる。
グアテマラじゃないぞ、川越だぞ、隣の埼玉県だぞ。



ムスメのオムツをカバンにつめこみ、自宅の戸締まりをして
家族3人出発してからわずか50分後
川越の駅前に到着。

はい、旅行終わり。



平日の午前中、埼玉の地方都市を旅してる家族なんて
ウチくらいかと思ったら、意外に観光客が多い。

どうやら川越は「小江戸」とも呼ばれる、古い街並を残した貴重な街で
しかも今年NHK朝ドラの舞台になっていたらしく
ジイさんバアさんがウジャウジャ歩いておられる。


その人の波に流されるまま、江戸時代のような町中を
「うわお、らいでんで死ぬほど描いたわ、こんな背景」などと眺め歩き
「いやいや、背景描いたのアシさんだろ」とツッコミを入れながら
ワクワクし始めてる自分に危機感。

「川越に生まれ落ちて70年、一度たりとて衣を焦がしたことはねえ!!」
みたいなジイさんが
まったく客の回転を考えずにマイペースで油鍋を見つめる
そんな大混雑のテンプラ屋で昼食。

さらにそんな店内で、ポシェットから取り出したドングリを
床にぶちまけるムスメ。



いいぞいいぞ、まったくボーーーーーッとできないぞ、お父ちゃんは。


(その2につづく)
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